パッチギ! LOVE&PEACE
暴れん坊の朝鮮高校生だったアンソンが、いまや家族を抱えた大人に成長し、京都から東京へ移り住んだところから、今回の物語はスタートする。
難病の息子の命を救うべく奔走する彼と、在日という出自を隠して芸能界へ飛び込んだ妹キョンジャの奮闘する姿を、井筒和幸監督が笑いと涙を織り交ぜながら人情味豊かに描いている。
キャストを一新し、今回主役の兄妹をフレッシュかつ爽やかに好演するのは、井坂俊哉と中村ゆり。
個人的評価/★★★☆☆
パラサイト
「スクリーム」「ラストサマー」の脚本家K・ウィリアムソンと「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のR・ロドリゲス監督という2大ネームが初顔合わせした作品。
主人公たちがエイリアンの手先になった教師・生徒と戦う中盤以降がピンク・フロイドの名曲「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」のリメーク曲で始まるなど、思春期の若者の苛立ちの取り上げ方も絶妙で秀逸。
後にブレイクした若手スターたち、J・ハートネットや歌手のアッシャーらの豪華競演も見どころです。
個人的評価/★★★☆☆
サイレントヒル
プレイステーションでの第1作以来、因習や狂気に彩られたホラームード満点のストーリーと、恐ろしくも美麗なグラフィックで人気シリーズとなったコナミのホラーゲームソフトを映画化したもの。
ゲーム版の大ファンという「ジェヴォーダンの獣」のC・ガンズ監督が、その言葉通りゲームの世界観を損なうことなく映像化しました。
奇怪なクリーチャーの数々に加え、現実が一瞬にして異界に浸食されてゆく場面など、驚愕のVFXも見どころだ。
ゲーム版第1作を下敷きに、かつてサイレントヒルの町を滅ぼした大火災を巡る哀しい事件の真相が明かされた。
個人的評価/★★★☆☆
マイアミバイス
潜入捜査のハードな世界が題材ながら、ファッションや高級車など視覚面のカッコよさ、ヒット曲をBGMに使う音楽PV的演出が斬新で、社会現象級の人気を呼んだTV「マイアミ・バイス」がついに映画化した。
TV版をプロデュースしたマン監督をメガホンを執るのは今回が初めてで、最新の国際犯罪事情を盛り込み、リアルかつスタイリッシュな、独自の「マイアミ・バイス」をめざした。
主演コンビ、ファレルとフォックスの男前っぷり、マン監督の傑作「ヒート」を思い出させる大銃撃戦は見ものになっている。
共演は「SAYURI」の美女、G・リー。
個人的評価/★★★★☆