ウルトラヴァイオレット
21世紀末、新種のウィルスに感染して超人的な能力を身につけた超人間と、人間政府との間で熾烈な戦いが勃発した。
政府が開発した最終兵器を奪い取るべく、超人間最強の女戦士ヴァイオレットが送り込まれる…という壮大なスケールの物語です。
とはいえ、オリンピック選手並みの強化トレーニングを積んでこの映画に挑んだという、ジョヴォヴィッチの華麗でスタイリッシュなアクションが迫力たっぷりかつ流麗で、何よりの見もの。
監督は、やはりSFアクション・ファンに好評だった「リベリオン」のK・ウィマー。
個人的評価/★★★☆☆
スピード
1994年夏の全米興行で破竹の快進撃を続け、日本公開でも配給収入45億円をあげる大ヒットを記録。
「ダイ・ハード」等の名撮影監督として知られてきたJ・デ・ボンの監督デビュー作で、日本映画「新幹線大爆破」に影響されたというG・ヨストの脚本から、空前絶後のカー・パニック・サスペンスを生んだと云われている。
主演は、「マトリックス」シリーズのリーヴスと「デンジャラス・ビューティー」のS・ブロックです。
2人は本作を足がかりに人気スターに仲間入りした。
D・ホッパーの悪役ぶりも強烈だ。
個人的評価/★★★★★
ジョゼと虎と魚たち
愛読書のヒロインの名前から自分のことをジョゼと称する、脚の不自由な少女と、どこにでもいそうなごく普通の大学生の恒夫。
ふとしたきっかけで知り合った、そんな2人の気になる恋の行方を、人気作家・田辺聖子の同名短編小説をもとに、「金髪の草原」の犬童一心監督が繊細かつリアルに描写した。
今をときめく人気俳優・妻夫木聡と、池脇千鶴のキュートで切ない好演も幅広い支持と共感を集め、映画は一大ロングラン・ヒットとなりました。
個人的評価/★★★★★
ピンポン
松本大洋の最高傑作と呼び声の高い同名コミックを、人気脚本家・宮藤官九郎が脚色し、日本のデジタル映像クリエイターの第一人者・曽利文彦が、最新のCGを駆使して迫力満点に映像化したもの。
「GO」で一躍人気がブレイクした窪塚洋介をはじめ、「ワンダフルライフ」のARATA、今は亡き名優・萬屋錦之介の甥である歌舞伎界出身の注目株・中村獅童ら、いま伸び盛りの若手俳優たちのフレッシュな個性対決も、最後まで目が離せない作品。
個人的評価/★★★★☆
トップガン
精鋭中の精鋭パイロットを育てる空中戦訓練校の通称であり、その卒業生を示す呼称。
若手時代のT・クルーズが、このトップガン訓練生のパイロットに扮し、大スターとしての地位を決定づけた出世作です。
爽やかなクルーズの魅力とスタイリッシュな映像で大ヒットを記録しました。
アカデミー賞歌曲賞に輝く「愛は吐息のように」を含むサントラも話題を呼んだ。
海軍の協力で本物を使った戦闘機の空中戦は、今観ても色あせない大迫力。
共演はK・マクギリス。ブレイク前のM・ライアンも脇役で出演している。
個人的評価/★★★★☆
キング・オブ・コメディ
デ・ニーロ演じる主人公はコメディアンとしてTVに出演したい余り、 憧れのコメディ司会者を誘拐してしまう……という痛烈なブラック・コメディ・ドラマです。
自身も名コメディアンであるJ・ルイスが司会者役で出演しており、物語のリアリティを高めるのに成功した。
特に皮肉たっぷりのラストは衝撃的ですらあり、TV時代の狂気を見事に描きだした同コンビの力量に唸らされる。
ニューズ・ウィーク誌の映画批評家で、米喜劇界に造旨の深いP・D・ジマーマンが脚本を書いた作品。
個人的評価/★★☆☆☆
シンシティ
コミックと一線を画し、濃厚な物語と大胆なビジュアルの組み合わせでファンに衝撃を呼んだ原作を、原作者ミラーとその熱心な読者であるロドリゲス監督が共同で映画化したもの。
原作のイメージに忠実に、モノクロに原色を塗りつけた鮮烈かつスタイリッシュな映像の中、B・ウィリスら豪華キャストが個性的キャラを好演し、まずは一見の価値ありというユニークな意欲作に仕上げた作品。
あのQ・タランンティーノが、ある1場面を演出したのも話題になっている。
個人的評価/★★★☆☆
TAXi
ベンツに乗った武装強盗団を追跡するよう、警察から協力を依頼されるタクシー運転手が大活躍する物語。
時速250キロでマルセイユの町中をぶっ飛ばす痛快なカーチェイスが大ウケ、続編も大ヒットした人気作です。
レーサー出身であり、自動車CMを多く手がけてきたピレス監督ならではのカーバトル場面が圧巻する。
撮影では実際に猛スピードで町を駆け抜け、数十台の車を破壊したという裏話もある。
脚本も主人公格の刑事が運転オンチという設定などギャグがふんだんで、常にハリウッド映画のテイストを意識するベッソン製作らしい、肩の凝らない娯楽作だ。
個人的評価/★★★★★
ただ、君を愛してる
広末涼子主演の「恋愛寫眞 Collage of Our Life」を基に、「いま、会いにゆきます」の市川拓司が書き上げたアナザーストーリー「恋愛寫眞 もうひとつの物語」を映画化したもの。
「アルジャーノンに花束を」「レガッタ 君といた永遠」など数々のヒットドラマを手がけたTVディレクターの新城毅彦が、劇場映画初監督に挑んだ作品でもある。
主演はドラマ「のだめカンタービレ」の玉木宏と「初恋」の宮崎あおい。
主人公2人の役名を始め、キーアイテムの写真、ニューヨークで明かされる真実など、広末版と共通するモチーフも多く、両者を見比べるのも面白い作品。
個人的評価/★★★★★
DOA/デッド・オア・アライブ
格闘ゲームとしての完成度はもちろん、女性キャラクターの魅力でも人気のゲームソフト「DEAD OR ALIVE」待望の映画化したもの。
「トランスポーター」のC・ユンが監督を手がけ、いい意味で荒唐無稽な格闘アクションに仕上げている。
出演は主要ヒロインの1人・女忍者かすみに「シン・シティ」のデヴォン青木、ほかケイン・コスギも父親譲りの忍者拳法を披露している。
アクション場面ばかりでなく、シリーズ番外編の「DEAD OR ALIVE Xtreame Beach Volleyball」の要素を取り入れた、ヒロインたちがきわどい水着でビーチバレーに興じる場面も見どころです。
個人的評価/★★★★☆